あきる野9条の会は10月5日、あきる野市中央公民館において秋の学習会「海外派兵恒久」法の危険なねらい」を開催し42名が参加しました。
 学習会では、はじめに、DVD「イラク 戦場からの報告」が上映され、沢田研二さんの新曲「我が窮状」がビデオで紹介されました。
 瀬沼代表は開会の挨拶で、「総選挙が迫っており、麻生新首相は集団的自衛権の憲法解釈を変えるといっている。派兵恒久法阻止・憲法九条を守る運動がますます重要になってきた」と強調しました。
 三多摩法律事務所弁護士の吉田健一さんが「海外派兵恒久法のねらいと改憲の動き」と題して、海外派兵をなさざる決議を行い発足した自衛隊がPKO法、テロ特措法、イラク特措法と海外に派兵されるようになり、いままた海外派兵恒久法が企てられていることをその内容とともに詳しく講演しました。会場からの質問にも丁寧に答えました。
 参加者は「憲法九条がありながらも、解釈を変えて自衛隊が海外派兵されていく状況が良く理解できた。九条を守るためにこうした法案にも反対しなければならない」「総選挙が近いといわれているが、どっちが勝っても恒久法が作られる危険性がある。選挙は慎重に選択しなければならない」「ジュリーの『我が窮状』はとても良かった。有名人も声を上げているのに勇気が出ました」などと話していました。

 参加者に募金を呼びかけたところ20,102円寄せられました。会ではこのうちの1万円をDVDを制作した「イラクの子どもを救う会」にカンパしました。


イベント報告

写真左:挨拶する瀬沼代表
右:講演する吉田健一弁護士(三多摩法律事務所)









左:会場の様子
右:NHK総合テレビSONGSの画面より「我が窮状」を歌う沢田研二さん(資料参照)

左下:上映したDVD「イラク 戦場からの告発」(資料参照)

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08.10.05 秋の学習会「派兵恒久法の危険なねらい」

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