イベント報告
09.01.31 「続 私たちの戦争体験記」発行のつどい
あきる野9条の会が1月31日、中央公民館で開催した「つどい」では、当時の「秋川の戦争を語りつぐ会」代表・永井美枝子さん(故人)が、1980年に作成した紙芝居をビデオ復刻した「五日市線空襲」(9分)が上映され、大きな拍手包まれました。
懇談会では「軍国少年は教育によって形成された。正義の戦争はない」「この冊子で昔の同級生に会えた。子どもの時は、素足で下駄を履いて雪の中で働かされた」「教師は、なにもしらない子どもに人を殺すことや天皇は神と教え、軍隊にいくよう勧めた。今、先生への締め付けが強まり第二の国民学校のようになってきたようだ」「隣のオバチャンたちが焼け死んだのを見た。怖いというより生きるのに死に物狂いだった。子どももみんなが戦争に巻き込まれる」「私が学徒動員に行かなければ戦争に負けちゃうと本当に思って、母がとめるのを聞かず仕事に行きました」など体験記を寄せた18名が発言しました。
参加者は「体験者の声を聞かせてもらってよかった」「平和を守ることの必要性を感じた」「こういう活動を続けてほしい」などと感想を述べていました。
写真は会場の様子。発言する寄稿者。