イベント報告
07.04.14 改憲手続き法学習会
2007年4月14日、あきる野9条の会は、
講師の弁護士で全国革新懇代表世話人の四位直毅氏が、改憲手続法の採決強行は、安倍首相が公言している九条改憲のスケジュールを優先して強行したこと、その内容は不公正で非民主的であることを民主党案も含めて詳しく説明。この流れは世界の動きに逆行しており、最近の世論調査や九条の会が全国で6000を超えて発展していることなど、海外で戦争をする国にすることはごめんだとの世論がじわじわと広がっていると具体的な事例を挙げて話しました。
続いて、前日の衆議院での法案の採決強行に対して「改憲手続き法案の採決強行に強く抗議し、憲法九条を守る決議」を採択しました。
講演に先立ち劇映画「日本の青空」ダイジェスト版が上映され、6月2日の秋川キララホールでの上映成功を目指す運動の紹介がありました。
参加者は「わかりやすいお話で、法案の問題点がよくわかりました」「採決が強行され、賛成派が多数では仕方がないのかと思っていたが、お話を聞いて明るくなりました」「狭い視野で見るのではなく、広い視野にたって九条を守る運動を進めることが大切と思った」などと感想を話していました。
【写真】上から開会の挨拶をする瀬沼代表、講演する四位弁護士、講演を聴く。